ハンドメイドライト作りでのLEDの使い方【LEDに着色して光の表現をする】
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電子工芸の作品を作るのに一番よく使用するデバイスはLED(発光ダイオード)です。
LEDを使いこなすには、メーカーが発行しているデータシートを読み込んで回路を設計しないといけないのですが、こういう作業は工学を志す人がすべきことで電子工芸がやりたい方はデータシートを読む必要はないと私は思います。
LEDの使い方の基本さえマスターさえすれば自分の意図する電子工芸の作品を作れることができると考えています。
これは、スマフォを使用するのにスマフォの動くメカニズムを知ってなくても誰もが使えているようにLEDも使い方の基本を知っていれば問題なく色々な光の表現ができると思います。
それでは、LEDの使い方の基本ですが、直流の3Vの電源のプラス側にアノード端子をつなぎマイナス側にカソード端子を繋ぐこれだけを忠実に守ることを心掛ければ良いのではと思っています。
ひとつのLEDを点灯させるだけなら上記のやり方でほぼ問題がないのですが、複数のLEDを点灯させようと思うと問題がいろいろ発生してくるのですが基本の環境を実現するようにすれば結構、問題は解決する可能性あると思うのです。
では、具体的な光の表現の例から上記の内容の補足説明をしたいと思います。
例えばLEDを使って5色の光の表現をしたい場合ですが。赤、黄、緑、青、白の5色とします。各色のLEDを購入して回路を組もうとするとデバイスごとの仕様が違うので回路設計をしないと5色の光を点灯させるのは難しいと思います。
では、どうするか、白いLEDを5つ購入してすべて並列に並べる回路を組みます。
そして、白いLEDにほしい色のカラーセロファンを巻くかLEDの砲弾部分にガラス絵の具などで着色することで、色のフィルターを透した色しか見えないようにするやり方で5色の色の光の表現ができます。
工学的知識を持った方からは疑似の白色から、さらにフィルターで疑似の色を作ろうとしているので馬鹿なことをやっているとお思いになるかもしれませんが、工学に興味がない方はこのやり方ほうが、LEDに塗る色で表現が変わり自分でできる表現方法が多様になるので喜ばれると思います。
LEDに着色しての表現作品の例
LEDに着色しての作り方の実例記事
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