kzi-workshop 【電子工芸作品の作り方】

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箱庭 healing lamp カエル君の旅路【切り株の中の旅の扉の情景】

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ウサギ君の案内で最初の目的地の旅の扉に到着したカエル君切り株の中が七色に妖しく光っている。

旅の扉の先は何処に繋がっているのか。

カエル君の旅路は続く。

  

点灯動画

 

制作メモ

この作品は中央のスペースを使いたかったでLEDの位置を変更しました。

今までの棒状の柱に3㎜の揺らぎ黄色と白色のLEDを上下にして一体化したものを使用していましたが、今回のは、切り株の中に7色5mmと、配線に樹脂と葉とを付けて樹木に見立てたものの上に白い5㎜を設置しました。

完成して写真を撮った今だからの感想になりますが、上の白いLEDは3㎜の方がよかったと思いました。

なぜなら、上の白の光が強すぎて切り株の中の七色の光の効果を殺してしまっているからです。

3㎜の方が明かりが弱いので、七色の光がもっと強調されて、幻想的な演出の効果が増すと思います。

このように、光の作品は回りの光の加減で見える印象が全く変わってしまいます。

自分は写真撮影は真っ暗な中で作品の明かりだけで行っています。

なので箱庭 healing lamp の鑑賞方法のおすすめは、部屋を真っ暗にして鑑賞して頂きたいのです。

箱庭 healing lampの使用目的は、部屋の明かりを消してもらうところにあります。

昔からのライトの目的は暗がりを光で明るくして形を照らし出すことが目的でした。

しかし、近代化した社会では暗がりが社会からドンドン減少していき夜でも明るいのが当たり前になりました。ですので、部屋の明かりを消してもらうのが目的のライトが誕生して来ているのが現在なのです。 

 

 

箱庭 healing lampを作ってみたい方は、作ってみよう!の公開レシピを作ってみて制作のノウハウを一通りマスターすればオリジナルの箱庭 healing lampが作れるようになります。

 

 

本当の夜をさがして―都市の明かりは私たちから何を奪ったのか

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