箱庭リースライト 灯篭流し を作ってみた
制作メモ
今回はリースライトで、絵画的な表現が再現できるのかを試行する作品を作ってみました。
テーマは夏なので灯篭流しにしました。花火も考えましたが技術的に難しそうなので簡単に作れそうな灯篭流しをテーマにしました。まず、上の写真の簡単なスケッチを描き設計図の替わりにしました。灯篭と蝶と月の合計6つのオーナメントが光るリースライトを構想しました。
次に、それぞれのオーナメントを作ってみました。灯篭は段ボールを切る抜き和紙を貼りました。月は球の発泡スチロールにガラスビーズとジョイントコーク(クリア)を混ぜたものを塗り内部の発泡スチロールをうすめ液で溶かして中空にしています。蝶の作り方と川の部分に関しては次の記事を参考にして下さい。
次に、オーナメントの配置位置を考慮してリースにLEDをセットしました。作り方は次の記事を参考にして下さい。
次にオーナメントの光る色のイメージに合わせてLEDに着色を行いました。ジョイントコーク(クリア)にプリンタ―インク(100均で購入)を混ぜたもので着色しています。
下準備を終えて組立てをして修正を加えてのが上の写真になります。明るい所で点灯させた場合はこのような感じになりました。川に見立てた箇所に灯篭を設置するのが困難でした。川は水面の表現をコピー用紙を使用し、その裏表に着色しておこなったものなのですが、灯篭を設置する時はこの川の紙にカッターで穴を空けて灯篭を埋め込むように設置しました。灯篭を真直ぐに立たせる所とカッターで切り裂いた箇所を修復する作業が難しかったです。もっと良いやり方があるのかもしれないので、また絵画的な表現の再現を試みる時は良く考えて良いやり方を見つけたいです。
暗くして点灯させて撮影しました。以上で完成になりますが、まあ、悪くはないのですがいうほど良くもないという感じです。どうしたらもっとよくなるか考えてみます。
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【工作動画】名入れ/文字入れ メッセージ お家ランプを作ってみた
今回は、前回作ったお家のシェードを、名入れ/文字入れできるメッセージ お家ランプに仕上げてみました。最近は新しい電子工芸の作品のレシピ作りの活動にばかりに力を入れていたので、販売のするための作品を考えていなかったのですが、販売活動も行わないと電子工芸的なものに興味がある人とのコミュニケーションが減り電子工芸の魅力を広めることが出来ないと思いましたので、販売用の作品として、名入れ/文字入れ メッセージ お家ランプを作ってみました。イメージとしては小型の電飾看板のような作品を作りたいと考えて下のような作品に仕上がりました。
次の記事の内容から今回の作品のヒントをつかみましたので紹介致します。
クリアカップの内側にガラスビースとジョイントコーク(クリア)を混ぜたものを塗りその内部をLEDで照らすことで文字表示を目立たせるようにしました。LEDを点灯させると電飾看板のように黒い文字が浮き上がります。
内側を白色で塗るのではなくガラスビースを塗っているのは立体感をだすためと内部のLEDの光をより拡散させるためです。この効果によりLEDを点灯させていない時でもクリアカップの内部は雲の模様が描かれているように見えます。
表示させる文字はフィルムラベルシールにプリンタで印刷したものを貼り付けます。シールなので剥がすことが可能なので、用途に合わせてラベルシールを貼り変えて使用することも可能です。
上部はクリアカップを植木鉢に見立ててアイルランドモスを敷き詰めて、テラリウム風ランプにしました。LEDは上下を照らすようにセットしているのでモスもちゃんとライトアップされます。
材料と道具
作るのに必要なモノは、
②クリアカップ(ダイソーで購入)
③キャンドルライト大(ダイソーで購入)
④コルクコースター(ダイソーで購入)
⑦ アイスランドモス
⑨文字を印刷した透明ラベルシール
⑪ハサミ
⑫筆と水
⑬ウエス
⑭シリコンカップ (ダイソーにて購入)
⑮ハンダ付けセット
⑯プラスドライバー
⑰グルーガン【クリアホワイト】(グルーはダイソーで購入)
⑱ワイヤーストリッパー
⑲アイロンとクッキングシート
⑳ラジオペンチ
㉑シリコンシーラントで作った型(直径7cmの円)
以上です。
作品の販売ページ
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【工作動画】ヤクルトの容器でお家シェードを作ってみた
今回は、ヤクルトの容器を使ってLED光用の小さなお家シェードを作ってみました。作り方はフェルトのお家シェードと共通部分が多いですの次の記事も参考にして下さい。
フェルトのお家シェードよりも高さが低い作品に仕上げました。お家の壁の部分にヤクルトの容器を使用し、屋根の部分にはクリアファイルを45×100mmにカットしたものを折り込んで屋根の形状にしました。フェルトのお家シェードの時は型紙を折り込んでフェルトシールを貼って作りましたが今回は、クリアファイルをカットしてフェルトのお家の時と同様に折り込んで砂をコーティングしてから着色をしました。
砂のコーティング用のボンドにはジョイントコーク(ホワイト)を使用しました。これは、ジョイントコーク(クリア)でも作ってみましたが、クリアだと内部にLEDを設置した時に家の浮かび上がり方があまり綺麗ではなかったのでホワイトを採用しました。
屋根の色付けは好みの色で着色してください。ジョイントコーク(クリア)にガラス絵具やアクリル絵の具などの着色剤をいれてコーティングした砂の上から上塗りしてください。
窓や扉はヒーティングツールで穴を空けるとそこから光が漏れるのでシェードの魅力が増します。ガラス絵具(黒)で縁を描き込むのはヒーティングツールで綺麗に穴あけ加工をするのが難しいので穴を空ける箇所をカモフラージュするために縁を描き込んでいます。
煙突を付けることにこだわらなければもっと簡単に作ることもできます。
材料と道具
作るのに必要なモノは、
①ヤクルトの容器
②クリアファイル【45×100mmにカット】
③ストロー
④砂(ダイソーで購入)
⑥ガラス絵具【各色】(ダイソーで購入)
⑦セロテープ(ダイソーで購入)
⑧ハサミ
⑨グルーガン【クリアホワイト】(グルーはダイソーで購入)
⑪デザインナイフ(ダイソーで購入)
⑫筆と水
⑬ウエス
⑭シリコンカップ【各種】
以上です。
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【工作動画】ボトルディスプレイランプを作ってボルト人形をいれてみた
今回は、前回に作ったムエタイのシーンを表現したボルト人形のオブジェをボトルディスプレイランプの中に入れてランプ化する動画を撮影しました。ボトルディスプレイランプとはクリアボトルの内部をライトアップして誰でも簡単にオリジナルランプを作れるようにと考えた作品のことです。
作り方は次の記事も参考にして下さい。
ボトルディスプレイランプはキャンドルライトとクリアボトルを使って作ります。LEDは白いタイプのモノがお薦めです。LEDは1個から4個まで取付けることが可能のです。今回はリング照明をイメージして4個取付けてみました。
クリアボトルにIKEAで購入したガラスの粒をいれて地面を並行にしてからその上にボルト人形のオブジェを設置してコルクの土台が見えないように上からガラスの粒を追加でいれました。ガラスの粒を入れたのは上からの光を地面で反射させて異質な空間演出をするためです。カラーサンドでも構いませんお好みで内部空間を演出して頂けたらと思います。
材料と道具
作るのに必要なモノは、
①クリアボトル(セリアで購入)
②キャンドルライト 大(ダイソーで購入)
③配線
④LED【砲弾型5mmホワイト】
⑤グルーガン【クリアホワイト】(グルーはダイソーで購入)
⑥ハンダセット
⑨ハサミ
⑩プラスドライバー
⑪ラジオペンチ
⑫水
⑬内部に飾るオブジェ (ボルト人形)
⑭地面材(IKEAで購入したガラスの粒)
以上です。
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【工作動画】組立式ボルト人形を作ってムエタイを表現してみた
今回は、前回作った自由にポージングができるボルト人形を改良してハンダ付け作業無しで作れるようにして動画の撮影を行いました。二体のボルト人形を制作してムエタイのシーンを表現させてみました。改良点は、目をLEDから皿ネジに変更しました。ムエタイを表現するために、手を表す圧着端子をY端子から絶縁カバー付きの丸端子に変更しました。足の丸端子にも絶縁キャップを被すことにしました。
ボルトに巻いたアルミの針金はワッシャーとナットで締め付けて厚みをある程度薄くしないと最後の袋ナットがネジ山まで届かなくなるので気をつけて下さい。
圧着はアルミの針金がΦ1.5なので圧着工具の2.0の印の所を使い圧着端子を圧着しています。
ボルトを締め付ける機能を使い人形を造形し、針金に圧着端子を圧着して手足を作っています。使っている材料を本来の使い方と同じ要領で使用していますので、おもちゃとして遊ぶだけでなく、ボルトナットの使い方と圧着工具の使い方の勉強にもなると思いますので作業教育の教材としても使って頂ければ嬉しく思います。
材料と道具
作るのに必要なモノは、
①M8×35mm 六角ボルト【2本】
②M8 六角ナット【6個】
③M8 平ワッシャー【8枚】
④M8 ふくろナット【2個】
⑤M3×15mm 皿ネジ【4本】
⑩圧着工具
⑪ウォーターポンププライヤー
⑫プラスドライバー
⑬ラジオペンチ
⑭カッティングプライヤー
⑮グルーガン【ホワイト】(グルーはダイソーで購入)
⑯コルクコースター (ダイソーで購入)
⑰水
以上です。
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